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正しい知識を持つ!薄毛が起こるメカニズム

生え際が薄くなっている男性

人間は正常な頭皮環境にある方でも、100本程度の抜け毛が発生するのは特に珍しいことではないとされています。洗髪時にあり程度の抜け毛を目の当たりにしても過剰に心配する必要は無いといえます。しかし年齢や性別をとわずに、何らかの疾病が原因で脱毛重が増加することもありえます。そこで大人や子ども、男性と女性などの違いに着目して、薄毛が生じるメカニズムの基礎知識をおさえておきましょう。
ここで髪の毛の成長サイクルを改めて確認しておくと、髪の毛は成長期を経て休止期にいたり停止期を迎えて抜け落ちることになります。成長期は正常なサイクルでは数年程度で、それ以降の休止期や停止期は2-3カ月程度です。正常な成長サイクルを迎えた髪の毛が抜けるころには、十分な太さと長さをもっている筈です。大人の男性では、この成長サイクルが男性ホルモンの影響で支障をきたすことが薄毛の原因になっています。男性ホルモンのテストステロンが還元酵素の影響を受けてDHTという物質に変化します。毛根周辺には受容体が数多く分布しています。受容体とDHTが結合することで、ヘアサイクルがおかしくなり、十分成長する前に頭髪が抜け落ちてしまいます。その結果頭皮が透けて見えたり、頭頂部に集中的に頭髪が薄くなるなどの症状を発症します。これがAGA、男性型脱毛症の発症になります。
これに対して大人の女性でも薄毛症状が見られることもあります。しかし女性の場合は全体の髪のボリュームが減少するというのが特徴で、ヘアセットをしても髪がまとまらない、毛が細くなるなどの症状が中心です。抜け毛の原因の誤ったヘアケアやパーマなどによる頭皮ダメージなどの外的要因や、過剰なダイエットによる栄養不足やホルモンバランスの変化など複合要因が関与している傾向があります。
ところで成長過程にある子どもの年代には、抜け毛が生じるのはあまり想定できないところです。しかしながら子どもの年代にあっても抜け毛や薄毛の問題は存在しています。特に問題になるのは円形脱毛症になります。円形脱毛症は免疫細胞が毛根などの細胞を異物と誤認識して攻撃することで発症する脱毛症の一種。ストレスなどが関与していますが、自己免疫機能のバランスに失調をきたすのか、詳細なメカニズムはいまだ解明は進んでいません。子どもの円形脱毛症は頭髪はおろか全身の体毛が脱毛することも多く明らかな疾患です。ステロイドホルモンや免疫抑制剤なども投与も試みあられることもあります。